現代は洋食文化になっていますが、食事からビタミンDを摂取するには、2日に1回は魚介類を食べることが効果的です。
特にサケに多く含まれていて、サバやカツオなどにも多く含まれています。
最近では缶詰も豊富に販売されているので、それを使って調理をすると簡便でしょう。
さらに、魚にはDHAやEPAも多く含まれているため、それらを同時に摂取できて効果的です。
体内で、コレステロール値が低い時に考えられる原因としては、
・ 肝臓の機能低下によりコレステロールを十分に合成できない
(アルコールや薬剤以外に、ウコンや漢方・生薬、果糖などの過剰摂取、筋肉の異常な分解などは、肝臓に負担がかかります。)
・ 脂質の吸収が悪い
・ 脂質の摂取量が少ない
・ 他の病気によるもの
などが挙げられます。
特に、食べのもから栄養を吸収するための器官である小腸の機能が落ちていると、まずはじめに脂質の吸収が悪くなります。
小腸で脂肪が十分に消化されないと、そのまま大腸へ流れ、大腸の細菌のエサになり、ガスが多く発生します。
また、便が脂肪を含み、水に浮くようになります。
この場合は、脂質を十分に吸収できるようまず小腸の機能を改善していく必要があります。
ディフェンシブフードとは、胃腸の機能を改善していく食事法です。
小腸の機能を改善していくのに必要なことは、主に、
・小腸の腸壁を傷つけてしまうガスの発生を抑える(発酵性食品を避ける →詳しくはこちらをクリック *発酵食品とは異なる)
・傷ついた腸壁を修復していく
ことです。
「自律神経を整える食事」では、ディフェンシブフードの解説とともに、胃腸の機能を悪くする食べ物や食べるべき食品について解説しています。
また、油や漢方についても解説しています。
皮膚からビタミンD を補う場合は、正午 2 時間前後(10時〜14時くらい)に10分〜20分くらい陽に当たることが効果的です。
しかし、日焼け止めを塗っていては意味がないので、日光浴をするときは、日焼け止めは塗らないようにしましょう。
ビタミンD の産生を促す紫外線は β 波と呼ばれるもので、α波に比べ、β波は地上にほとんど届きません。
日中のヒトの活動により空気は徐々に汚れていくため、夕方の日差しは空気中のゴミに当たり、ただでさえ弱い β 波はほとんどヒトに届きません。
そのため、正午 2 時間前後(10時〜14時くらい)に10分〜20分くらい陽に当たることが効果的なのです。
ビタミンDの過剰摂取では、
① 腸からのカルシウムの吸収が亢進
② 骨からのカルシウムの放出が亢進
③ 血中カルシウム濃度の上昇と、血中リン濃度の上昇
④ 腎尿管結石や腎機能低下
⑤ 体内の軟部組織の石灰化
などが引き起こされる恐れがあります。
また、慢性腎不全の場合、通常より低いビタミンD量でも過剰摂取状態にある恐れがあります。
摂取目安を考慮し、摂取量には十分注意しましょう。
長い時間の積み重ねで発症した「病気」を治すのはそう簡単ではありません。積み重なった時間が長いほど治るのにも時間がかかります。
しかし、適切な治療を行えば症状は和らぎ、いつの間にか元気になっていたりします。
「食べ物」による食事療法は、薬の様に瞬時に効果を得られるものではないかもしれませんが、薬の様な副作用や薬剤耐性、再発のリスクは少ないです。
人は食べるもので病気になることもあるのですから、食べ物で病気を治すこともできるのです。
食事療法を実践している方は、実践からだいたい一か月、三か月、半年、と少しずつ調子が良くなっていることを実感できるとおっしゃいます。
そのために我々も全力でサポート致しますので、一緒に頑張りましょう。
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