桜ヶ丘整体院にご来院いただくお客様の中で、SIBO・過敏性腸症候群をはじめ、
腸の不調を改善できる人の共通点は、「ディフェンシブフードを実践」していることです。
ディフェンシブフードは、腸の不調だけでなく、アレルギーや冷えなど腸からはじまるあらゆる疾患を改善していくためにも有効な食事です。
こちらで紹介する「ディフェンシブフード」による SIBO・過敏性腸症候群の解消法は、
先ほどの、「原因不明の胃腸の不調やだるさは、SIBO が原因かも」というページをご覧になって、
「私も SIBO かもしれない」と思った方や、「今まで SIBO を治そうと色々試してきたけどあまり良くならない」といった方にぜひお試しいただきたいと思っています。
SIBO が治らない方に多い悩みは、
・規則正しい食生活を心がけているのに良くならない
・薬やサプリメントを服用しているのに良くならない
・頭痛や腰痛が長年続き、生活に支障が出ている
などだと思います。
実際、これらの悩みを一瞬でパッと治すのは難しいです。
しかし、ディフェンシブフードを続けることで着実に根本的な体質改善をすることができます。
ディフェンシブフードとは、「レクチンフリー」「低ガス発生」「低硝酸態窒素」の3要素を合わせ持つ胃腸にやさしい食事です。
繰り返しになりますが、SIBO 解消に重要なのは、
・これ以上小腸で異常な細菌を増やさないこと
・増えてしまった細菌を減らしていくこと
が大切になります。
ディフェンシブフードではその2点をふまえ、
◆ 腸のガスが増えるような食品を避ける
◆ 腸にやさしく、胃腸の機能を改善する食品を食べる
ことを提唱しています。
「なぜディフェンシブフードが有効なのか?」
という疑問があるかと思いますが、それはこれまで SIBO や過敏性腸症候群を改善するためにはどうすれば良いか、という研究において、
「食事が最も有効」という結果が出ているからです。
<世界的に研究されているSIBO改善食>
これまで世界中で行われている研究の中から、最も SIBO 改善に有効な治療方法は「食事」ということが分かっています。
2006年ごろ
カリフォルニア(アメリカ)の Cedars-Sinai Medical Center で消化器内科の准教授を務める Mark Pimentel 博士が、
長らく過敏性腸症候群の患者さんを診てきて、腸内(特に小腸)で細菌が増えすぎていることを見つけました。
そして、今まで治療に使っていた薬ではなく、最善の治療法は「食事を変える」ことだと提唱し始めたのです。
2010年ごろ
メルボルン(オーストラリア)アルフレッド病院で胃腸科部長を務める Peter Gibson 博士らが、
腸内(主に小腸)で増えすぎた細菌にエサを与えない食事法として、 low-- FODMAP食(低FODMAOP食) を提唱し始めました。
FODMAP とは、腸の中でガスを多く出す発酵性食品の総称です。FODMAP は、小腸で吸収されないため、そのまま大腸に到達します。
すると、大腸内の細菌がパクパク食べ、発酵してガスをたくさん出すのです。
また、小腸内で細菌が増えすぎている場合、大腸に達する前に小腸の細菌が、発酵性食品を食べ、発酵してガスを出してしまいます。
F : Fermentable(発酵性)豆類、芋類など
O : Oligosaccharides(オリゴ糖)小麦、豆類、芋類、バナナ、タマネギ、ニンニク、ゴボウ、大豆など
D : Disaccharides(2糖類)乳製品、アスパラなど
M : Monosaccharides(果糖)果物、お菓子など
A : And
P : Polyols(人工甘味料)ガム、ミンティア、清涼飲料水、リンゴなど
2015年以降
マサチューセッツ州(アメリカ)で胃腸専門医を務める、Norman Robillard 博士が、
どのような食品が、腸内でどの程度ガスを発生させるかを細かく調べ、
腸で細菌が増殖する主な原因成分は、FODMAOP と類似し、次の5つと分かりました。
① 果糖 ② 乳糖 ③ 難消化性デンプン ④ 食物繊維 ⑤ 人工甘味料
上述した世界の研究結果をふまえ、完成したのがディフェンシブフードです。
ディフェンシブフードでは、上記の「低ガス発生」という食品理念に加え、
「レクチンフリー」「低硝酸態窒素」の2要素を設けています。
レクチンは、ガスを発生させてしまう以外にも腸を破壊しリーキーガットをひきおこす原因にもなります。
硝酸態窒素は、野菜の栽培過程で肥料中の窒素が葉に蓄えられたもので、体内で発がん物質に変わるおそれがあるものです。
「レクチンフリー」「低ガス発生」「低硝酸態窒素」の3要素を合わせ持ったディフェンシブフードは、最強のSIBO改善食なのです。
そして、どのような食材がディフェンシブフードで、どのような食材を避けるべきかなどをまとめたガイドブックが、
こちらの「自律神経を整える食事」になります。
こちらの本では、食べ物以外にも胃腸にダメージを与える要因(漢方薬・生薬・ホルモン剤・油など)についても取り上げ、
徹底的に胃腸を丈夫にするための知識が満載です。
さらに、ネットショップで体質研究所の製品を一つ以上お買い上げいただいた方には、
無料で、ディフェンシブフードを使ったメニュー例を紹介した「ディフェンシブフード・アレンジガイド」の冊子を差し上げています。
<見本>
サプリメントとは、本来そのはたらきを「補助」するためのものです。
そのため、サプリメントで栄養を摂ることや、サプリメントを薬代わりにするのは好ましくありません。
しかし、こちらの『ガットサポート』は、ディフェンシブフードを補助することに特化したサプリメントで、
・腸内細菌を減らす効果
(オレガノというハーブによる腸内細菌を減らす効果)
・傷ついた腸を修復
(傷ついた腸壁を修復する作用のあるL-グルタミンと、グルコサミンによるリーキーガットの原因物質を吸着する作用)
することを促進します。
ディフェンシブフードを続けながら、『ガットサポート』をのむことで SIBO 改善を早めましょう!
市場に出回るSIBO改善用のサプリメントでは、逆に腸内細菌を増やしてしまう成分を含んでいるものがありますが、
『ガットサポート』は、上記の3つの成分だけを1つで摂れ、さらに胃で溶けず直接小腸に届くカプセルを使用することで、
より効果的に改善をはかります。
*ただ、オレガノのハーブの臭いが苦手という方にはおすすめできません。
定価¥4,104(税込)
SAKULABO会員様限定価格¥3,672(税込)
*ネットショップで商品を一点以上購入頂いた方限定で、「ディフェンシブフード・アレンジガイド」を無料配布中
長い時間の積み重ねで発症した「病気」を治すのはそう簡単ではありません。積み重なった時間が長いほど治るのにも時間がかかります。
しかし、適切な治療を行えば症状は和らぎ、いつの間にか元気になっていたりします。
「食べ物」による食事療法は、薬の様に瞬時に効果を得られるものではないかもしれませんが、薬の様な副作用や薬剤耐性、再発のリスクは少ないです。
人は食べるもので病気になることもあるのですから、食べ物で病気を治すこともできるのです。
siboや過敏性腸症候群のようにお腹に不調を抱える方の多くは、食事療法の実践からだいたい一か月、三か月、半年、一年と少しずつ調子が良くなっていることを実感できるとおっしゃいます。
そのために我々も全力でサポート致しますので、一緒に頑張りましょう。
不調を抱える今の生活のまま過ごしていくか、
一年(またはそれ以降も)ディフェンシブフードを続けて不調で悩むことなく好きなことに時間を使う生活を目指すか
未来を変えることができるのは「今」の自分の選択です。
*ネットショップで商品を一点以上購入頂いた方限定で、「ディフェンシブフード・アレンジガイド」を無料配布中
*
食物アレルギーなどがひどく、ディフェンシブフードを実践できない方や、ディフェンシブフードでも改善が見られなかった方は、こちらより個別にご相談をお受けしております。
個人に見合った食事内容を提案させていただきます。
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